「遠方に住む両親の介護準備に対して今から始めるべき4の重要なポイント」

こんにちは。

介護支援コンサルタントの秦邦仁です。

先日50代のご夫婦から

「まだ両親は元気で県外に住んでいるのですが、将来のために今からやれることはありますか?」という質問を受けました。

家族の健康と幸福は誰にとっても最優先事項です。しかし、両親が遠方に住んでいる場合、介護の準備や対策を行うことは遠隔地でのケアを考える上で不可欠です。遠く離れているからこそ、準備が必要です。まだ元気だから心配ない!と思われるかもしれませんが、準備をしないまま介護が必要になり、大変な思いをされている方を介護の現場で多く見ます。そんな方たちが口をそろえて、「もっと早く準備をしておけばよかった」と後悔を口にされます。この記事では、40代、50代の皆さんに向けて、遠方に住む両親の介護をスムーズに進めるための重要な4つのポイントを紹介します。

さあ、遠方に住む両親の介護準備を始めましょう!

では、まずは何から準備をはじめたらいいと思いますか?

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1つ目の重要なポイントなのですが、

それは、「情報収集」です!

両親の健康状態や日常生活の様子を把握しましょう。

みなさんは、両親がどんな病気でどこの病院にかかっていて、どれくらいの頻度で病院に通院しているのか知っていますか?

医療情報や医師の診断結果、飲んでいるお薬の情報などが分かっていると、様々な場面で役に立ちます。

2つ目は

「緊急時に連絡を取れるよう、医師や近隣の友人・知人の連絡先を把握する」です。例えば、両親と連絡がとれなくなったらどうしますか?家の電話に出ない、携帯を鳴らしても留守、自分は県外ですぐには両親の元に行くことはできない・・・そんな時に、近所の方や友人・知人の連絡先が分かっていれば、確認に行ってもらうことができます。すぐに対応してくれる方と連絡を交換することができれば、お互いの安心につながります。是非、両親の周りにいる方と連絡がとれる環境を作りましょう!

3つ目は、

「定期的な連絡を保ち、両親の近況や話を聞く」です。

コミュニケーションは非常に重要です。定期的に連絡を取り会いに行くことで両親の変化に気付くことができます。なかなか忙しくて帰省できない方は、週に数回の電話で話すのをおススメします。

4つ目は、

「両親が住んでいる地域の介護サービスや施設の情報を収集しよう」です。

地元の介護施設や医療機関の評判や口コミを参考にするのもおススメです。また、各地区にある地域包括支援センターの情報や民生委員・自治会の方の情報も把握していると、何かあった時に相談にのってくれます。一度、実家に帰った時に挨拶に行くことをおススメします。

まとめ

遠方に住む両親の介護を円滑に進めるための重要な4つのポイントを紹介しました。その中でも大切なのが情報収集です。ご本人の情報や病院・お薬の内容だったり、近所の方や友人・知人だったり、地域包括支援センターなど、ご両親を中心として様々な情報を集めること、これが介護の準備としては重要です。

もし準備の事で、もっと知りたいという方は、いつで連絡を頂ければと思います。

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